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試作を続けてきた新しいプレーン塩「Salann OKi(サラン・オキ)」の販売を今月下旬より開始いたします!

Salann OKi

Salannとは、アイルランド語で「塩」のこと。Salann Okiで、「隠岐の塩」を意味します。

明治25年に海士町菱浦地区を訪れ、こよなく愛したことで島民に親しまれている
アイルランド人文学者小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)にちなんだ名称です。
菱浦湾は八雲によって「鏡ヶ浦」と名付けられ、現在は湾に向いたところに来島100周
年記念碑が建っています。
へるん 002
ラベルの緑の3つ葉はアイルランドのシンボルマーク、シャムロックです。
いろいろ定義があるそうですが、3つ葉ならなんでもシャムロックになるということ
ですから、もちろん隠岐にもシャムロックはいくらでもあります。

アイルランドは緑の島と呼ばれるエバーグリーンの島。
隠岐もまたちょうど今頃から新緑が映え、青い海とのコントラストがどこか異国を思
わせる日本離れした景観へと変化していきます。
今回はふたつの島の緑をイメージして、シャムロックを採用しました。
画像1摩天崖2
ところで、名称を決めた後に知ったのですが6月に小泉八雲夫妻の像の除幕式も控
えているとのこと。絶好のタイミングでのリリースとなります。

Salann Oki は、実際に作りはじめたのは今年からですが、「どんな塩を作るか?」については
世界中の塩を試しながらキッチンで考えたり、プロのシェフと対話しながら長~いこと考えてきま
した。

そして、たどり着いたのがこちら。
P4147131.jpg
結晶が大きく、サラサラしていて、まろやかな塩です。
運がよければピラミッド型の結晶も見つかります。
結晶が小さく、しっとりとして、後から効いてくる「海士乃塩」とはちょうど真逆。

どちらかといえば、海士乃塩が「和」の塩だとすれば、Salann Okiはあえて外国語を
冠したように「洋」の塩。

粒が大きいのでポツポツっと塩気を出したい時にピッタリ。
アクセントとして塩の存在を出したい塩スイーツにもOK。
キャラメルやリンゴのコンポートにぱらぱらかけると、ぐっと美味しくなります。
それでいて、塩辛い感じはあまりなく、とてもマイルドです。
上質のチョコレートにもたぶん合うはず。

そして、天日塩や岩塩のような「ゴツゴツ」感もなく、すっ~と舌溶けして、素材を
包み込むようにして味を引きたてます。野菜やお肉にぱらぱら、っと。
日本酒好きの方はお供にされてもいいですよ。

是非、お試し下さい!

◆Salann Oki 
小 35g 420円 大 75g 630円

4月下旬より、販売開始予定です。
島風生活。でもオトリヨセできるようになります。

海士御塩司所 田中 浩司
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